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【思い出の場所が消えていく】
幼少期ホームグラウンドだった地元スーパーナルックスなるわ店が1972年の開業以来今月末で閉店になり、どうしても最後に行きたくてなんとか間に合いました。
開店以来、幼少期、少年期に一緒に生まれ育ったホームグラウンド。
青年期は地元を離れていたのでよくわからないけど昨日お店に行ってみると3階はすでに何もなく、2階も撤退、閉店を繰り返し、今あるのはフロア一面に拡張した100円ショップのみという姿でした。1階では昔よく食卓に並んでいた懐かしい総菜を買ってきました。
今だから言える話だけど平成16年の帰郷当時からあまり調子が良くないと噂を聞いてました。
たくさんの思い出の詰まったホームなので何としても残したいと様々な策を考えて手紙、企画書、提案書を何度も持ち込んだけど結局壁は高いままだった。
北陸流通業のM&Aでは売却する側、買収する側ほとんど何らかの形で関与したことがありますがここについては思い入れもひとしおで職業人生を賭けてどうしてもテコ入れしたかったけど最後まで叶わずじまい。
それから約15年が経ち、店舗はわずか3店舗になっていた。
今年も、そして来年以降も様々な産業や業界が創造と破壊を繰り返すだろうけど縁あった先はいつまでもトランスフォーメーションの能動者側であってほしいものですね。
昨日訪問時意味じくもお店でかかっていたBGMはBUMP OF CHIKENの「花の名」(以下歌詞抜粋)
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僕がここに在る事は あなたの在った証拠で
僕がここに置く唄は あなたと置いた証拠で
生きる力を借りたから 生きている内に返さなきゃ
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青臭い沢山の思い出を有難うございました。